太陽の光

雪が降るようになってから、極端に太陽の光を目にする時間が減った。つまりほとんど晴れない。
おかげで、極々たまに晴れ間がのぞくと、たったそれだけのことでとても幸せな気持ちになってしまう。
風邪や怪我が治った直後に、ただ健康であるということを尊く思うことがあるのだが、それに似ている。
なくならないと大切さが分からないものはいっぱいあると思うが、僕にとって太陽の光はそのひとつらしい。