球屋改装

週末ひさしぶりに球屋に行った。私のホームは数ヶ月前に経営者が変わったものの実質的には何も変わらずにいた、のだけどここ数日でかなりの変貌を遂げていた。今週末から正式に店の名前が変わるらしい。
看板、外装、内装が変わり、ビリヤード台が減り、ダーツが増えた。自動販売機が無くなり、ドリンクメニューができた。そのうちフードメニューもできるらしい。これまでは黙認されていた飲食物の持込は禁止になる。照明は暗くなり、BGMの音量は上がった。ワイワイ騒ぎやすい雰囲気にする方が利益が見込めるらしい。当然、球撞きには照明は明るくてBGMは静かなほうが良いのだけど。閉店時間もあって無いようなものだったけど、これからはそうはいかないだろう。
少々くたびれた大衆食堂が全国チェーンなファミレスになってしまうみたいだ。
小奇麗になることで新規のお客さんは増えるのだろうし、儲けも増えるのだろう。正しい経営だと思う。のだけど、大衆食堂的雰囲気が好きで店に集まっていた常連の多くは、この変化に寂しさを感じている。私も寂しい。
私はけっこう保守的な人間らしい。