エッセイ

少し前からある哲学者のエッセイを好んで読んでいたのだけど、少々飽きてきたので新しいエッセイストを開拓し、週末はその新しいエッセイストの本を読んだ。新規開拓したエッセイストはある哲学者に比べるとかなりの売れっ子なのだが、本に書かれていることはマイノリティな思想であり大衆受けが良さそうには思えない。しかし実際かなり売れている。
一時的な流行なのかもしれないし、エッセイの購買層自体がマイノリティなのかもしれいし、その両方なのかもしれない。
いずれにせよ思想家という肩書きを有する人物の本がベストセラーになるような社会はあまり健康な気がしない。例えば、私はボーカルの無いJazzが好きだけどオリコンの1位がピアノトリオだったりしたらやはり気持ち悪い気がする。